ハイクの終わりと『ハイクエンド』

COMIC ZINに予約していた『ハイクエンド』が届いていたので、先週、店舗まで取りに行ってきました。

http://ohayougirl.rgr.jp/book/haikuend/

 

id:gedan さんが、ご自身のライフワークでもあった「おはようお姉さん」や数々の絵と共に、はてなハイクを振り返ってらして、タイトル通り「はてなハイクのエンド」に相応しい記念的な本でした。

 

はてなハイク、無くなって残念でしたし、最後の1年は本当に楽しんでいました。

けど実は自分は元々、はてなアンテナRSSを使って非モテ論壇やネットでの議論を読み続けるダイアラーだったので、ハイクってあまりに異境・異文化・知らない世界だったのです。そういえば、そんなサービスあったっけくらいな遠い存在でした。

 

ですので最盛期のワイワイとしたハイクは全く知らず、最後の2年くらいしか見ていない印象になるのですが、Twitterほどネット世間の話題に流される必要もなく、ダイアリーほど身構えて書く必要もなく、けれども自分のIDに紐付いて日常を書き残せる良い温度感の交流型のサービスだったなぁ……と思っております。

年齢的な事もあると思っていて、自分の存在や価値に自信を持てない切迫した20代であった私にはネットの議論が、やはり体力や衝動のピークを過ぎてしまって生きるスピードが落ちた今の私にはハイクの温度感が、それぞれ丁度良かったのかもしれません。

 

いずれにせよ、『ハイクエンド』が良かったです。という報告をするにも、ハイクがエンドしてしまったので、せめて相応しい場所に書こうと思った結果、Twitterよりもはてな内のブログだろうと考えてエントリーにしてみました。