名称とか、もういいんじゃないかな

ふと思い出したのですが00年代にblogブームが来た時に、「ブログ論壇」なる言葉と追って「はてな論壇」なる言葉が言われるようになったのと同時に「論壇というか村」っていうツッコミも含んでた気がして。 - kash06のコメント / はてなブックマーク

ふと思い出したのですが00年代にblogブームが来た時に、「ブログ論壇」なる言葉と追って「はてな論壇」なる言葉が言われるようになったのと同時に「論壇というか村」っていうツッコミも含んでた気がして

あんまり口にするつもりのない単語ですが「はてな村」の件です。というのも所属と言うより、現象とかに対する呼び名な気がして。村民っていう時も、呼び名をネタ元にしたツッコミというか。

いや、ほんとに。たとえば最近も……kawangoによるネットの発言についてのツイートを出発点に、シロクマ先生、ふろむださん、コン……隠居さんがトラバ返しながら持論を掲げたじゃないですか。(あちらの本題から外れて事例として勝手にエントリー書いてるだけなので、リンクもトラバもしませんけど

あんな風に、公式に議題が降りてきた訳じゃないのに、自発的に論議が発生してこだまする現象が先にあったじゃないですか。当時はブログが主戦場だったし、メディアの特性として長文も連載もトラバもやれる訳ですけど。で、ネット的な言い回しとして「わざと大げさに言う」作法も加わった上で、わざと「ブログ論壇」とか、派生して「はてな論壇」とか半分揶揄も含めて言われていて、そこへのさらに「なにが論壇だ、村だよ村」っていうネタと反論と照れが混ざった表現として「はてな村」とかがあったんじゃないんですかね? どうだろう、ちゃんとは覚えていないけど。
でも基本的に現象に対する他称ですよね。村意識とかメンバーとか、まして参加とかどうでもいい話だと思うんですけど、その辺を前提条件みたいに省略して書くと「また、はてな村か」みたいな書き方になるので、「あぁ、はてな村という集団があったのだね」と受け取られてしまって、最終的に名前とか古参とか所属とか、コミュニティ論みたいな想定外の話になってしまったのかなぁ…とか、思いだし的に考えたのでした。

でも、何年も前ならスター選手ですよ、この事例で出した方々。けれどブクマ数で言ってもシロクマ先生の200ちょいが最大で、昔なら目立つブクマ数なのに今だと如何せん目立たないじゃないですか。その先のトラバの数々も自分の盛り上がりに比べて反応が少なくて、私ちょっと意外だったんですけど、普通に時代が変わったとかそんなもんでいいのかなぁと思ったり。やっぱり所属じゃなくて言論的な盛り上がりなんだろうなと思ったり。

あと、じゃあ議論的なものがネットから無くなったとかは思って無くて、主戦場はもっと言論飛び交う、たとえばTwitterとかで開戦されて、ツイートがまとめられて、編集されて、そこにもコメントが付いて……と分散的に常時闘争が行われてるように思います。そうすると片やfacebookで展開したり、片やはてブで煮詰まったりと、自分が知覚できる範囲での戦闘みたいな事になってるんじゃないでしょうか。Twitterならクラスタって言われるんだろうけど、もはやクラスタを知覚するために自分が使ってるツールとかメディアも、人それぞれになるというか。スクールガールストライカーズなら5次元感知能力がそもそもあるのか、どの境界にいるのが観測者なのか…みたいな話ですよ、隊長さん!!(関係ない

でも、インターネット老人の思い込みが多分に含まれてると思うので、このエントリーとて全く正しいわけではなく、違うと言われたら「すみません」くらいな曖昧な記憶だったりするのですけれども…。ただ、せっかく思い出した事だったし、最近あまり言われない事ではあったので、書いて世に出した方がいいかなと思って。

思い出したきっかけがzeromoon0さんのエントリーだったので、自分のブコメを頭に持ってきてしまい、なんか話のマクラに引っ張ってしまってすみません。


あと、こんな怪しい記事も見つけてしまった。
はてなブックマーク - はてな論壇とはなにか? (2017年1月8日) - エキサイトニュース