御茶ノ水−神保町「非モテの街」誘致委員会

非モテ男子の街 - Welcome To Madchester
非モテ男子の街」は、いったいどこだ? というワケで、御茶ノ水〜神保町をホームタウンにする私が、かの加野瀬さん*1の後追いでありますが僭越ながら「非モテの街」の誘致の応援をしたいと思います。
さて、彼の「御茶ノ水〜神保町」でございますが、一般的には「音楽の街」と言われている一角でありまして。まずはメインストリートの明大通り……は、スルーして、ぜひJR御茶ノ水駅付近のディスクユニオンのマニアックなフロアへ。一見すると恐い系なシャツを着てるけど妙に痩せてるヒゲな若者がよく徘徊しているHR/HM館、仕事帰りの疲れたリーマンが信じられない量のまとめ買いをするクラシック館。ただマニアックなだけじゃなくて、中途半端な自己主張をしたい非モテが、背伸びアイテムとして勘違い的な手の出し方をしやすいという点でも抜群な効果を発揮しております*2
そのまま神保町は駿河台下の交差点まで下ると、電撃文庫の巨大看板でお馴染み、ヲタ系非モテ御用達である書泉ブックマートの登場。青山ブックセンターのおしゃれな雰囲気に馴染めない非モテも安心できる、ニュートラルな空気満載の三省堂書店神田本店。人の受け売りでカッコつけるなら「三省堂より東京堂の方が、店員が本屋的なんだな…」などと言ってみるのもいいでしょう*3

…と、書いてみたのはいいですが、あまりに細かくなってるワリに、的確な「非モテ男子臭さ」といった空気が上手く伝えられなくて悲しい。

あと、コレは多少私からオススメするのも何ですが……。芳賀書店や、まぁ、そっち系な本屋も場所によってはバッチリありますし。D.T的にはコミック高岡というオススメ物件も。

陳腐なまとめに入るなら、御茶ノ水〜神保町地区のセールスポイントは「文化系=俺たちのフィールド」と壮絶に勘違いしながら、中途半端に違いを振りまきたい、カッコつけたい、そんな軟弱系非モテ男子がガッつきがちなところでしょうか。

  • 『講座日本歴史』の中世編だけを揃えても、結局全部読めない
  • 『網状言論』や『波状言論』を買って読んでみるけど、やっぱり理解出来てない
  • 結局、『R.O.D』を買ってしまう
  • 店先の楽器が時折かっこよく見えるんだけど、やっぱり手を出せない
  • 裏通りの喫茶店を知ってるような顔をして、ただの受け売り&2,3回しか来たこと無い

そんなタイプ*4の同志向けの街だと思い、大いに推奨したいと。これをもって誘致の弁とさせていただきたいと思います。

*1:notダジャレ

*2:もちろん私の、現在進行形な実体験です

*3:これも私が大学の先輩から受け売りで、ほんの一時期だけ言ってみたセリフ

*4:当然の事ながら、上記のネタは全て私が起こしたノンフィクションです