今度こそ書泉で買ったモノ

もうね、今日はヲタモード全開で行きすよ。

あの『小娘オーバードライブ』が、7年振りに返ってきた。それも、書き下ろし1話を加えて……!

…って、誰も知らない? そうですか、そうですよね。

女子高生がバイトで正義の味方をやる、というバカ単純なストーリーですが、笹本祐一がやるので妙にSFめいているという懐かしの作品。うわぁ、中学から高校時代に読んだなぁ…。この説明だとまるで昨今の萌えオタくさくてアレなのですが、むしろこの作品は男の人がカッコイイ、どちらかといえばネオロマ系に近いんじゃないのかと密かに思う所であります。京志郎さんが相変わらずカッコイイんですが。惜しむらくはフルネームが今和野京志郎というふざけた名前であることだ。何故か職業は…元傭兵?
で、その昔は角川スニーカー文庫から出てたのですが、朝日ソラマノから出てるんですね。さすが笹本の本拠地…とか言いつつ、他の作品は読んだことない。で、タイトルに「1」と付いているので、恐らく続きも出るのでしょう。既刊が全4冊(…とはいえ、ラノベにありがちな、今後の展開を匂わせておきながら、そのままぶった切れてフェードアウトしたパターン)で、そのうち前半2冊を収録してますので、次は残りの話と…また、書き下ろしも入るのかな。
しかし、懐かしさというか、フェードアウトの多いラノベ界で、こうして復活してくるとは珍しく、それが嬉しくて、本当に何年かぶりにラノベを買ってしまいました、とさ。

うわぁー、どうせまた半分も理解出来ないクセに、つい買わずにはいられなかったよっ!
ということで、網状言論F改―ポストモダン・オタク・セクシュアリティの続編的書籍。何だろう、敢えて言えば、完全に背伸びアイテム(笑)
まぁ、どこか狙って買ってる面もありまして、きっと数年後に「あー、あの頃はわかりもしないのに、あの本も買ったなぁ…」などと、かつてのニューアカブームを思い出す人の如く*1、一種の「思い出装置」というか「タイムカプセル」的に買ってみたというところかもしれません。
あー、とか言いつつ、やっぱ楽しみだなぁっ!

「戦時下」のおたく

「戦時下」のおたく

店頭で平積んでいたのを発見したのを、完全に著者名買い。ジャケ買いでもタイトル買いでもなく…って、まぁ「戦時下の」というネーミングが、少し大塚英志っぽい気はしてましたけどね。きっとコレも、私の読解力じゃ全然ついてけない気はしてるのですけどっ。
さぁ、どんな切り口で、私の無知・無意識を告発してくれるのか、今から楽しみです。(妙にマゾヒスティックな期待だなぁ

*1:…実際にそんな人を見たことはありませんが、言ってみたかっただけです