Wiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20060517/102244/
もはやコンシューマゲーム機は買わないと思うけど、wiiの基本姿勢が好ましく思えたので。

現在のテレビゲームは、「よし、ゲームをやるぞ!」と気合を入れてから、やっと電源を入れるという娯楽になっているからです。どうしても遊びたいゲームがあるときは問題ないのですが、ふと「気合いを入れるのが億劫だ」と感じた瞬間、ゲームをやる気は失われてしまう。昨今、ゲームから離れてしまう人が増えているのは、このためです。

そうなんだよね。
どれをやっても、結構面白いんだろうけど、そう思うと、どれをやっても同じ、どれもやらなくても同じ。やらなくていい。なんてね。

しかし、世の中を見回してみると、気合いを入れなくとも楽しめるエンターテインメントは、山のように存在します。その代表例がテレビ放送です。帰宅すると、ついテレビの電源を入れることを習慣にしている人は多いはず。「よし、テレビを見るぞ!」と気合いを入れることなく、わたしたちは、ごく日常的にテレビというエンターテインメントを楽しんでいるのです。

 で、あるならば、ゲーム機がそれを目指していけない理由があるでしょうか?

自分自身で振り返って気づいたのは、同じ事がネットワークゲームにも言えるかもしれません。
PC立ち上げた状態で、他のアプリと同様に、クライアントを立ち上げさえすればゲームを始められる*1。まさに「気合いを入れることなく」楽しめる*2、とも。

帰宅したら、つい電源を入れることが習慣になるゲーム機になることを目指しているのだ、と考えてください。。

毎晩、PCを立ち上げる「ついで」にプレイ出来るPC用ネットゲームの気軽さに通じる気がしました。

だから毎日、Wiiの電源を入れるたびに、なにか面白いことが起きている。だから、つい電源を入れたくなる――そんな気持ちになれるような状況を、任天堂は用意しようとしているのです。


「毎日何かが新しい。誰に対しても毎日」

そうです。「誰に対しても毎日」
ゲームの成長は止まった、と言われながらも、事実こうして進化してきています。
が、それを楽しめるのは、追っかける事が出来た人だけ。
でも、もし「向こうから連れてってくれる」のならば、ちょっとの興味だけでワクワクが持続するんじゃないかと思いました。

よくネトゲの最大のコンテンツは「人」であると言われる様に、常に変わり続ける人間こそが最も刺激的なスパイスなのだとすれば、自動的に変化していくコンシューマ機というのも、興味をもっていいかもしれない。

*1:私自身はゲーム=全画面派なので、それなりに専念したいタチなのですが、やっぱり始めるまでが「ついで」というのは大きいかも

*2:ここらへんはプレイするゲームの内容にもよるのですけども