タイトルには書いてないけど、舞台はきっと大久保町

ライトなノベルは、とってもライトなので、ライト感覚にさっくりとノベれます。

やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫JA)

やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫JA)

電撃文庫版も持ってるのに、「一部加筆」と書いてあったので、著者名買い。
持ってるけど、案外覚えてないもんだね。読んだときはすごく楽しんだのに。前に読んだことあるのに、社会人なのに、思わず電車内で笑ってしまうところだったよ。
いわゆる時間モノ。
タイムリープとか、ハルヒなら「消失」とか、読んだことナイケド「サマー/タイム/トラベラー」ってこんな感じ?
あと、オムニバス5本が最後で繋がって全体像がわかるって感じ。ブギーポップの一巻みたいなの。
だけど、文章は吉本新喜劇みたいなヤツ。いや、みたいなというか、作者は吉本で台本書いてた経歴があるんだけどね。

中身をだいたい2つに分けると「笑うほど面白い所」と「笑わない程度に面白い所」で出来てる。ほんとだって、と言いながら、もちろん誇大表現なんだけどさ。でも、ちゃんと悲しい感じの場面とか、あぁ良かったねー、と思える様な綺麗な解決とか、そこら辺はニクいアイツな感じですぜ。