生まれた、死んだ、そして甦って始まった

サイコドクターぶらり旅さんで映画『パッション』の日本版DVDのポスターについて(今ごろになって)外国で色んな話題になってる、という話が。

[web]キリストが殺されて、クリスマスは生まれた。
ちなみに私は飯田橋駅地下の連絡通路で、このポスター見ました。確かにクリスマスの時期だったので半年以上も前でしたね。面白い*1のは、『キリストが殺されて、クリスマスは生まれた』というコピーについて「日本人はキリストが死んだ日(と、そして復活したイースター)と、クリスマスを勘違いしてるんじゃないか」みたいな、何というか文句を字義通りにつっこんでいるんですよね。
まぁ、信徒であるか否かを問わず、聖書が知識ベースになっている欧米文化がそのまま世界に敷衍するワケでもなく…まして正確な人口比ではわからないけど、確実に1%未満のクリスチャン人口しかいない日本ですから*2、多分、他のアジア諸国以上に文化・知識ベースでの齟齬があるんじゃないかと。別にそれがどうとか言うんじゃなくて、あくまでも文化ベースでのお話としてね。
「日本人ワカッテナイヨ」と言ってる国の方々が、逆に「日本のこと全然知らないジャン」という事が判明した感じですね。うーん、逆説的だなぁ。

日本人が唯一知っているキリスト教の行事であるクリスマスと、キリストの生涯を描いた映画の内容を結びつけた印象的なコピー

という風野先生のまとめが一番わかりやすくその通りなところだと思います。
最後の方で「クリスチャンは見なかったのかよ」というつっこみにも触れてますが、リンクにあるいのちのことば社のコメントじゃないですが、やっぱり日本の都市で育った人間だと特に違和感もないというか、「うまいな」と思いましたよ、私は。

まぁ、それ以前に、アレだけ世間でも*3言及された映画*4にもかかわらず、基督者なのにまだ見てない私が、まず一番どうよ?(苦笑)*5

というか、数年単位で映画なんて見てないし、そのくせZは見に行ってるって… orzごめんなさいっ

asin:B0001X9D86:detai

*1:ホントはそーも言ってられない…ハズなんだけどね

*2:きっと人口比での少なさなら、現役バリバリの共産国にも勝てるぜ!

*3:関係ないけどQMAで問題として出てきた時、その場の全員が『パッション』で正解してたし

*4:少なくとも自分の周りじゃ、ぷちブームだった。まぁ、教会という偏差があるので(笑)

*5:これはクリスチャンの知り合いに言うと、聞く人みんなに驚かれる…というか、そんなに驚かないで;;