さだについて

私の大好きな、さだまさしについて、まだ何も書いていなかった!

…と、ふと、思い出しまして。
というのも、昨年から過去のアルバムの「プライス・ダウン・リイシュー盤」やら「CD版の復刻」やらが続々と出てまして…欲しい! 全部欲しい!

吉田政美との人気フォークデュオ「グレープ」を解散し、ソロ活動を始めた70年代後半から、立て続けにアルバムを発表。名作(と私が思っている)「漢字三文字」シリーズ、「うつろひ」、「夢の轍」…ここら辺のさだが特に好きですね。この頃は、結構アルバム名やら曲名の読み方にクセがあって、ふりがななしでスラスラ読めると、もう個人的にカッコイイ。*1

さだのアルバムには、「夢」という文字が頻繁に入ります。
「夢の轍」「夢回帰線」「夢の吹く頃」「夢ばかりみていた」「夢回帰線2」…

私が、さだの曲を1つだけ選ぶとするのなら…迷うのが三曲ありまして*2、だが、それでも敢えて! というのなら、最後に選ぶだろう一曲が「片おしどり」です。

夢の轍 プライス・ダウン・リイシュー盤

夢の轍 プライス・ダウン・リイシュー盤

ちょうど、「夢の轍」のラストに収録されているこの曲は、さだが大好きだったお祖母ちゃんを題材にした歌です。
…どう説明していいのか、もはや、わかりませんが。さだの最大傑作と思うほどに美しい曲であることは確かです。その編曲、楽器、当時のさだ、全てが素晴らしいと思います。我ながら、なんという盲信ぶりなんだ。
曲と歌詞で歌…ですが、その1つ1つが大好きです。私の乏しい人生の中で、1曲聴くだけでいつも涙を止めることが出来ない歌謡曲なんて、これだけですよ。

さだの曲は、大学時代の先輩がアルバムをカセットテープで持っていたので、それを大量に借りてMDに入れたものがストックされてます。が、自室でMDが聴けなくなってしまった今、また、iTunes + iPodという環境になった今では、CD版がどうしても欲しい所ですね。それも借りて録音じゃなくて、所有したい。

何か、ここまで書いてしまうと、次点の曲が紹介しづらいので、それはまたの機会に…あるのかわからないけど。

*1:そんなこと、誰も言ってくれないが

*2:選べてねーっ!