成功や欲望を「たいしたことねーな」と実感できるようになることにこそ、成功体験の意味はあるのかもしれない - 世界のはて
一瞬にして話題沸騰のエントリー。…沸騰？
何と言っても驚いたのは、masao氏が29歳だったこと…文章のイメージだと、もう2,3歳若いかと……って、そこは本題じゃない。（いや、本当にそう思ってたし驚いたんだけど）
ココで言う「成功体験は飽きる」というのは、何となく聞いたことがある。例えば、自分では到底できないような仕事をする先輩たちも、当人にとっては到って「普通の事」でしかなく、刺激もない、という事があるようです。そろそろ「自分はあーはなれないんだな」としみじみ思い始めてきたので、気持ちの維持がちょっと厳しいのですが。
成功…いや、成功までいかなくても、体験ってのがキーなんでしょうか？
しかし、例えば誰よりも休まず部活に出たとしても試合には出れないとか、長くやってた球技でも、１から始めた人間にいとも簡単に抜かれ去っていくとか、何だろう、「失敗体験」ですらないようなじめじめとした経歴を、どのツラ下げて「いちおう、何かやってました」と言い出せばいいのかわからなくて、いい加減、参ったなぁ的気分からどうやって誤魔化そうかというところです。
とはいえ、思い起こせば、その瞬間、瞬間ではまぁまぁ、なぁなぁ、で楽しくやってきてたんだから、トータルでおっけーでイイジャンという気もしてきました。この防衛名人。
http://d.hatena.ne.jp/mizukik/20061212/1165896147
同じく、一瞬色んな事を考えてしまった私です。
- なんにせよ飽きるまでした事の無い自分。
というのは、本当に自分も痛感するところです。*1
同感者として思うに、構えとして既に「やりながら諦めてる」とか「楽しみながら、でも期待は特にしてない」とかが関係しそうな気がしました。
そこは、まさにタイトルの『「まだ子供なんだからダメ」と言われ続けて大人になったら「もう大人なんだから」』が示しているように思いますが（実際に「ダメ」と言われているかどうかは場合によるでしょうが）、「してはいけない、しないほうがよい」という自分の天井を押さえつけるような気持ちが、何故か最初から自分の中に刷り込まれているような感覚はあるかもしれません。
だからどうした、と言われれば、本当にそれまでなので、ひとまず困ってみるしかありませんが。困ったなぁ。
