「選択」と「一覧」と「検索」

あままこのたんぶら — 21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします age 2012/08/09(木)...

21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします age 2012/08/09(木) 14:34:31.37 id:sUzOVvhD0
その理屈では駄目なんですわ。
例えば、コンビニのおにぎり。

いろんな種類がありますな。

正直多すぎだろと思うでしょうな。

だからと言って売れ筋だけにしてしまうと売上は激減してしまうんですな。

つまり「沢山」の中から「自分」で「選ぶ」というのが大事なんですな。

AKB48モバマスや東方やらイマイチ中身がなさそうなのに人気あるコンテンツの、
人気の秘訣はそこにあるんですな

良質な記事や批評を書くことと、流通させること、この2つを両立させるのは確かに大変だと思います。
先日、「検索」という行為が有効で、それによって良いコンテンツを探し出す、そして議論を深めるというご意見を伺いましたが、私は「好きな人はやるかもしれないけど、今更、玉石混合のキーワード検索・タグ検索を使わないと浮かび上がらないものに『多くの人』が参入したり、探しても辿り着いたりするとは思えない。好きな人同士でこぢんまりとやるならいいけど?(ゴールの設定次第)」という意見であると申しました。

さて、上のタンブラにありました通り、人が「自分で選択」することで、ますます人気が上がっていくコンテンツはあると思います。これ自体にはさほど異論はありません。

ですが「選ぶ」ために必要なことは何だろうかと考えますと……私は一目見て見渡せる、この一覧性が、最初から手軽に手に入る事も大事なんじゃないかと思います。「検索」をして自分で探し出さねば、選ぶ段階にすら立てないところに、昔ならいざ知らず、現在どれだけの人が来るかと思うと…。そも、はてなの「人力検索」って、検索できない人が情報にアクセスできるための仕組みだった事を考えると、はてなって本来的には非モヒカン(非モヒ)で埋まってもおかしくなかったんじゃないかな、とも思います。まぁ、これは「起こらなかった過去」なのか「本当はいたのに愚かなる私が見えなかった過去」の話。

ものすごい逆転した話ですが、集客力も作家も沢山いるコミケにリアルで参戦して、でもあまりに数が多すぎるので先にネットで検索するようになって…でも、検索だと出会えない未知があったりして、そしたら逆にある程度の数が揃ってきたジャンルがあればオンリーイベントに顔出してみたりして、すると島を巡れば「一覧」できて普段巡り会わない作品とも遭遇したりして…というグルグルをずっとやっているのかもしれません。

結局、ゴールの設定次第ですが、議論を深めるなら、今はそっちのやり方なのかなぁ…と個人的には思ったりします。
人々を先導する、多くの人に働きかける…となると、ちょっと私は考えたこともないので、サッパリ方法はわかりません。