休んだ

サッカーの強豪ですか、と、日付ネタ。

気が付いたら、目が疲れてます。右目が相当ぼんやりしてるので、おそらく炎症を再発してると思われます。先生に怒られるけど、とりあえず貰った目薬の残りで対処しておこう。
若いウチから目が弱いから、うーん、高齢になる頃には右目潰してそうだな…。

天気が悪い予定だったのに、午後になって、むしろ晴れてきたので夕方から無理矢理に出掛けてきました。ついでに読みかけも含めて、本を2冊片付け、3冊目に取りかかり中。
とりあえず…何か買おうと(その何かが決まってない)家を出てみまして。電車に乗ってるウチ、錦糸町も過ぎてしまったので、やはり、とりあえず秋葉原で降りてみることに。上野方面に乗り換えようと思ったのですが、id:dokさんのマネをして、何故か有楽町に。…というか、都民なのに自分の行きたい所がわからなくて、道民さんのマネをさせてもらう、この主体性の担えてなさは、一体。。。
とりあえず無印に行ってみましたが、特に何も買わず、とりあえず撤退。
そこで、ふと思い出したのですが、とりあえず有楽町に来てみたハズでしたが、実は「とりあえず」じゃなくて、ちゃんと銀座に行きたいと思ってたんだよ、と。早速いつものトコへ…と言いつつ、apple storeではなく、教文館の方ですね。
先日、ホントに偶然にもはてなで発見した興味深い本があったのですが、教文館出版から出てるのはいいけれども、どこでも置いてるのか微妙だったので、ぜひ銀座教文館へ行って手に入れたいな、と…。
私にしては久々になってしまいましたが、本屋でゆっくりしてきました。…その結果が、合計9,389円のお買い上げにっ!? どーせ本なんて読んでも、ダメサラリーマンなのに…。
何がお目当てだったかは、秘密。

どうせ家に帰っても、本に集中出来ない事はわかっていたので、帰りに喫茶店に寄って本でも読むことに。乗り換えの秋葉原が、最近、普通の*1コーヒーショップが増えたので適度にどこかへ入ろうかと思ったのですが……なんともヨドバシ開店の余波で、駅付近はどこも満席状態。かといって、そのまま最寄り駅まで帰ってしまうと、本を読むには少し緊張感がなくなってしまうので、錦糸町で降りることに。(定期だから出来る芸当)
一瞬、神戸屋にしようかとも思ったのですが、まぁ、本に集中したかったので、楽天地地下のドトールに。(笑) いや、ドトールハーゲンダッツが向かい合うように立地してるのですが、その中間に両方の客が利用出来るようなテーブルがいくつも置かれてるのですけどね。そこがワリと利用者も多すぎず気楽に座れるので、本を読むには丁度良いかな、と。やっぱり本を読むのなら、席の多い店で隠れるように座れるのが気楽で良いですね。

そんなワケで今日読んだ本。

日本とドイツ 二つの戦後思想 (光文社新書)

日本とドイツ 二つの戦後思想 (光文社新書)

仲正さん、やっぱ好きだなぁ…いや、好き嫌いじゃなくて、面白かったです。(内容のポイントを書かない所が小学生的)

新書267しのびよるネオ階級社会 (平凡社新書)

新書267しのびよるネオ階級社会 (平凡社新書)

話題の本ですな。買っておいたままになっていたので、一気に読み上げ。安心神話だけが崩壊した、とも言える今、なるほど誰もが最初から「降りる」ことを望んでしまうような希望の無さは、とても健全とは言えないですよね。しかし…感情的で不正確な感想ですが、父祖が残してくれた素晴らしい条件が、ひとえに失敗者たる私のせいで、(現れるかわからない)子孫にまで損なうようなことになってしまうんじゃないかと不安になる気持ちは、やはりハズレではないようですね。いや、財産が残るとか、そういう話じゃなくて、環境的な事…とか? このままだと「子供を持つ」だなんて「自信に満ちたパワーエリート層」の特権か「綺麗に諦めきった労働者層」でないと決断できなくなってくるのも当然ですな。没落する旧自意識中産派からすれば、こんな弱い自分がこんな世界で子どもを育てるなんて希望もてるハズがない、とも。
いや、ちょっと広げすぎだね。言い過ぎた。

買った本。

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

話題の本ですな。(以下略)
(追記)読み始めて(&はてなでチェックして)気づいたのですが、ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y)の人なんですね。…いや、面白い所は面白いのですが、所々「これは話半分にぶっ飛ばした方がいいかなぁ…」的な、妙に断定的な物言いがあったなぁ、と。(?
ただ、「SPA!系」という言い方は、あまりにもうまくて笑っちゃいました。なんてキャッチーなネーミングなんだ!(笑) あと、「SPA!系」はあくまでも「狙ったネーミング」なので、ある種の近親憎悪的に「SPA!嫌い」な「SPA!系」も数多く存在すると思います(…まぁ、私もですが。何というか、『R25』とか『SPA!』って*2、我々よりちょい上の世代が本来なら我々も参加出来そうなジャンルの話題を、どーも彼らだけの内輪でネタにしつつ、それをメディア上で堂々とやってる感が、ちょっとイヤん)。

経済成長がなければ私たちは (平凡社ライブラリー)

経済成長がなければ私たちは (平凡社ライブラリー)

話題の本でs…(以下略)
平凡社ライブラリー版だったので、お得感いっぱい。

上記買った2冊と読んだ本が、無意識に妙にリンクしてて自分の無意識に笑うに笑えなかった。

人間における自由 (現代社会科学叢書)

人間における自由 (現代社会科学叢書)

愛するということ 新訳版

愛するということ 新訳版

日本とドイツ 二つの戦後思想 (光文社新書)を読んでて、ドイツ戦後思想の話が出てきたら、急にE.フロムが読みたくなって。そしたら教文館の3F*3でフロムのコーナーがあったので、つい。
いや、学生時代に読んだ、自由からの逃走 新版が、かなり面白かったので…*4

*1:その反対は先日のエントリーの通りですな…昔は高い「古瀬戸」か中央通りの「ドトール」しかなかったんよ…

*2:つい横に並べてしまったけど、ターゲットが同世代ながら正反対の属性って気もしますが

*3:この階は「キリスト教書籍と岩波書店」のフロアなのですが、何故かキリスト教出版物の本棚にフロムの列が。…まぁ、何故かってほど突飛ではないんでしょうけどね

*4:本当は父親の所有物なのですが、現在は私が簒奪