生きてる、けど死んでる

http://d.hatena.ne.jp/iduru/20010510
ちょっと、はてなローカルな話題になるけど、http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20050822/1124706061でも溌剌と活動していたkiyaさんが紹介していたエントリー。すごく、きわどいところで生きてられた方なんだなぁと思いつつ、決して死なない、けれど、生きてない…いや、むしろ生きないんだ、という地点を出発点にする、強さ…とは違うけど、何だろう、柱が出来たんだろうな、と思います。

思い上がりかもしれないが、脆弱であるということは私はひとつの力であると信じている。脆弱さはきっと私を幸せにはしない。不幸にもしない。そうした脆弱さがあることに選択の余地がもともとない以上、そういうものをあるがままに受け入れて生きるしかない。それは私が人間として生まれたことが幸福か否かを問うことが無益であるのと相似を成している。私はこういう人間だ。だからこういう風に生きている。そしてこういう風に死んでいく。それだけのことだ。

中途半端に自分を誤魔化さず、弱さを受け止められる姿が、素晴らしいと、そして素直に羨ましいと思いました。
自分事ですが、単純に「死にたい」と思うのは中学生までの話で*1、高校生になると「現実に自分が死ぬ」ことで生じる厄介がリアルに想像がつくので「自分という存在をなかったことにして」と思うようになるのですけど、さすがに高校も卒業すると「…とか何とか妄想したって、別に毎日生きてるし」という現実に気が付いて、もう一段、諦められるようになりました。まぁ、卒業前の頃から去年くらいまでは「やべぇ、理性的には諦めたつもりでも、発作的に起こる衝動に身体が支配されたらどーすんべさ」みたいな所はあったんですけどね。今は、落ち着いてます。てか、別に普段からそーいうワケでもなく、気持ちのブレの一番マイナスな所ッスね。バカみたいに…というか、バカだからプラスとマイナスが激しいくせに移りやすいんですよ。

…って、何だろう、すげぇ「自称メンヘル系女の子」みたいになってて、我ながら格好悪い*2

*1:しかも妙に義理堅くて、ものすごくダメだと思った時には「いま死ぬと、加藤君に『天外2』を返せなくなっちゃう!」とか、とてつもなくチープな部分で踏み耐えてましたw 今考えると、ホント安っぽいけど、逆に言えば当時はそれが本気だったから、もう情けないというか何というか

*2:あー、関係ないけど、ここら辺のダメ男がダメ化していく中、ワリと遠くない位置にいたサブカル系の量産型「不思議ちゃん」(オリジナルじゃないほう)すら遠のいていって、結局、「自称メンヘル系」な子と共依存になっていくか、唯一の「ダメ王位」を廻って冷戦になるか……みたいな話をどっかで読んだ気が。いや、記憶が曖昧だから、大幅に間違ってるかも知れない。