しねばいいのにラジオ 第0回放送 - [セ]日露アナルファック戦争 大セックル帝国皇帝御坐所
やっと聴きました。
100分と長いけど、ワリと一見さんでも笑えるなぁ、と思います。関西事情がサッパリな私でも笑えるぐらいですし。とオススメてみる。
以下、頭のいい小5の読書感想文にも劣る感じの、非常にヌルい感想。
さて、関西系非モテネットラジオの新旗手(?)。 これは東京ブロガーの偏見*1かもしれませんが、やっぱ大阪の人は面白にうるさいというか、普通の会話でもテンポがあって面白いな……
そんなわけで基本的に楽しんで聴かせていただいたのですが、ひとつ浮かんだ疑問が。
「非モテとは女性嫌いでなければならないのでしょうか?」
うーん、ここら辺が非常に疑問。というか、私がヌルいだけと言われればそれだけなのですが。確かに「喪」の方々と決定的に違いを感じる点と言われれば、この辺の「女性に対する怨み」だとは思うのですけれども。つまり、積極的に嫌な思いをした人たちが「喪」になるとすれば、私のような生ぬるいタイプの「自称非モテ*2」ですと、基本的に(ラジオでもあったように)クラス内不可視ですから、逆に言えば特別に嫌な思いなんかも思い出せないんですよね。プラスにもマイナスにも思い出せるような事柄が無かったと言いますか。まぁ、個別にやな事をする人、というのはいたかもしれませんが。*3
で、ぬるぬると非モテ…というか、もう男女関係なくあんまりアクティブな人付き合いが苦手ってタイプで、そのまま継続的にいわゆる非モテしてるタイプというか、そんな感じの層にまで「女性嫌い」を求めるのは難しいだろうな、思うと、やっぱり「非モテ軍」は精鋭派志向な気が。
「存在自身がテロなので、どんどん生き延びましょう(視界にフレームインしましょう)」には大賛成。…そもそも、ある種の人に対し「存在自体を」疎ましく思う時点で、そう思う人自身にもやはり汚い部分が確かに存在すると思うし、それを「疎ましい存在など初めから居なかった」ことにする事で、うやむやに自分たちだけ綺麗なまま排除行為を続けるだなんて、それはあんまりだと。やはり「お前が一方的に嫌っている、蔑んでいる、この俺を見ろ!」という行為を通じて、(非モテ問題に留まらず)我々罪人が、いかに一方的で汚らわしい考えを持っているのか日々再確認しなくちゃならんと思いますよ。何か目に見えないアイツがキモいんじゃなくて、この俺が汚らわしいんだ、って。うお、何だか話が地球規模になってきて、日本人・男性・サラリーマンというだけでもう、自分自身が十分汚らわしく思えてきたよ。
中盤からのスクールカースト、という話。もちろん「学校が世界の全て」だった時代の話とはいえ、なんか「非モテ」とか…つまりそういう一般的に異性間の人気とか、そういうだけの問題で終わらせるのが、やっぱりもったいなくなってくるんですよね。やっぱ、もっと根本的な、人が排除されるか否かの問題だなって。声を上げるのも、連帯だとか、各個蜂起でも、何でも良いけど、やっぱりあらゆる広いレンジから声をあげたっていいじゃないか、と。ただ、そこを言い出すと、もはや自分は「非モテ」という枠すら名乗れなくなるなぁ…とも。極論だけどね。
最後の方で頻発する「益田さんが心配です」に爆笑。いや、確信犯(敢えて誤用メソッド)のテロリストというキャラクターは、「この人、言ってることはおかしいけど、それが面白いなぁ…」が通用する範囲なら、まずインパクトで勝てますし。自分には出来ないキャラ具合に感心してるという意味で。
何か、ほとんどまとまりがなくなってしまいました。完