今では手垢のついた「人間失格」というフレーズも、最初の衝撃はいかほどだったろうか。

桜桃忌,太宰の日,太宰治生誕祭
1948(昭和23)年、6月13日に自殺した作家・太宰治の遺体が発見された。

6月13日、太宰治が戦争未亡人の愛人・山崎富栄と東京の玉川上水に入水心中し、6日後の19日に遺体が発見された。また、19日が太宰の誕生日でもあることから、6月19日は「桜桃忌」と呼ばれ、三鷹市禅林寺で供養が行われる。その名前は桜桃の時期であることと晩年の作品『桜桃』に因む。

太宰治の出身地・青森県金木町では、生誕90周年となる1999(平成11)年から「生誕祭」に名称を改めた

太宰の忌日と見るか、生誕の日と見るか。一般的には桜桃忌の呼び方が有名ですね。母が大学の卒論で太宰を扱った為、何故かめぐり廻って私の部屋に太宰全集が収まっておりますが、正直、全く手を付けておりません。恐らく素養のない私には一生読まれることがないでしょう。(苦笑
以前、何故テーマを太宰にしたのか訪ねたところ、何だか「こーいう(変わった)人ほど、書く文学が綺麗でしょ」みたいな事を言ってたと思います。なに文芸系な女の子っぽいこと言ってやがんだ、と思いましたが、そーいや、昔は頭良かったみたいだし。思いっきり70年代の消費文化を享受しながら、一方でちゃんと文学な大学生やってるんだから、それでいてよくよく話を聞くと結構お勉強は適当だったみたいだし、これだから頭いい人は全くもう、みたいな、妙な悔しさ混じりに「俺は真面目にやってやるよ」とか思い上がり系勘違いをしたのを覚えています。まぁ、結局全ての方向に力尽き、半年遅れて逃げるように卒業したワケですが*1。いつの間にか「俺語り」になってる自分が超格好悪い。
さて、ようやくバイク屋にCBXを持っていきました。ハンドルは案の定全く問題が無く、気づいたら直されてました。で、ミラーの金具は取り寄せ。来週土曜に取り付けにいってきます。10分くらいですぐつくし、一応領収書は貰っておくつもりですが、あまりに安かったら、そのままなぁなぁで自腹でいいかなとすら思う、面倒くさがりな現代の日本の若者。

*1:むしろ今考えると、面倒だから追い出されただけなんじゃないかとすら