はてなダイアラーがダラダラと答えるやつ

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問

本当は、「好きな茶碗10選」を書いてたけど、間に合わなかったので……そっちは後で必ずや。

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

はてなダイアリーを始めた時のタイトルは、何だっけ、「なんとか記」みたいなカッコつけたような名前で日記を書いてたからですね。
何をやっても中途半端で、受験も就活もスポーツもいつもいつも粘れないで負け続ける自分が、せめて日記でも書くことで、自分の人生のツケを払うような、最低限の人間社会への適応をするような、そんな願いで毎日何かを書いていたのです。
でも、結局はてなとかで鋭い事を書く人たちの真似をしたかったり、くねくねしたかったり、それをけまらしかったりする自分が、もういい加減イヤになったのでその時に思ったことをそのままタイトルにしました。

追記:たぶん、この日記からだ。
小ざかしさをぶち破れ! - 続・ カッコつけるのは、もうヤメだ。ダラダラと生存報告。(仮)

はてなブログを始めたきっかけは?

元々、インターネットが大好き人間になってしまい、特に「恋愛ゲームzero」さんあたりをずっと読んでいたら、はてなダイアリーの勢いをヒシヒシと感じて。
自分には無理だなー、って思っていたけど、2004年のユリイカ「ブログ作法」の回を読んだ時に、せっかくだから人間としてのリハビリをするならはてなダイアリーにしようと考えたので。

ダイアリーからブログにしたのは、いつだか、きっかけがなんだかは忘れた。

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

地味にこれ。
kash06.hatenablog.com
柚木式子は確かに居たのに同じ場所には居られなかったけど、川島瑞樹さんは私の内に宿って共に生きる事が出来たって話。
旧約聖書世界から新約聖書聖霊降臨を迎えたと言えば、私にとってわかりやすい。

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

時間が許す時。

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

ゼロ。

自分の記事を読み返すことはある?

ある。

好きなはてなブロガーは?

とりあえず村長!

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

生きろ。

10年前は何してた?

はてなダイアリー書いてた。
アニメ見たり、城へ行ったり、非モテやってたり。

この10年を一言でまとめると?

精神の落ち着きに磨きがかかった。主に感謝。

10にまつわる4つのお題好きな◯◯10選

イエス生誕の絵画の話

b.hatena.ne.jp
ブクマに気が付くのが遅く、全く出遅れました。

多分、私のブコメは埋もれるだろうなという事と、100字では書き足りないので、私の認識をつらつら書きたいなと思いました。

ヨセフも、ダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤベツレヘムというダビデの町へ上って行った。(中略)ところが、彼らがそこにいる間に、マリアは月が満ちて、男子の初子を産んだ。そして、その子を布にくるんで飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。
ルカによる福音書2:4~7(新改訳聖書

  • いまは馬小屋ではなく家畜小屋で生まれたとの認識は比較的されているのでは?
  • たしかに日本では、由木康による古い讃美歌に「まぶね(馬槽)の中に 産声あげ」と歌われているので、古くから馬小屋とは言われていた
  • 自由学園の学部長ブログに、海外との比較も含めた良い説明がありました

第140回 クリスマス礼拝「この人を見よ」 – 自由学園最高学部|一貫教育の【自由学園】最高学部(大学部)|最先端の大学教育

  • そもそも古代からローマ属州時代のイスラエルユダヤで馬の存在感といえば、律法の規定にはサッパリ現れず、完全に騎兵・戦車の文脈で現れるので、宿屋近くの生活の場にいる様子が伺えない
  • たとえば出エジプト記15:1「馬と乗り手を海の中に投げ込まれた」みたいに、もはや暗黙のうちに「馬と乗り手」と書くだけでエジプト兵とわかる使い方。これは今、新改訳聖書のアプリで「馬」を全文検索した上で書いているので、馬=騎兵・戦車の扱いについては間違いないと思う。
  • なので、ベツレヘム*1宿を取れなかった時に、一般的な市民生活に身近で飼葉桶のあるのは馬ではなく家畜小屋ではないかと
  • 私がよく聞く範囲では、ユダヤ地方では洞穴が多く、そこに羊飼いや豚飼いが危険や暑さを回避するために、建設の必要のない家畜の小屋として使っていたという話
  • ……というのは現代の理解の話だとして、問題は歴史の中での受容・認識なんだけど、参考文献として「新改訳聖書」の注解によると(逃げ)、教父ユスティノスの頃から家畜用の洞窟という理解があった様子

信徒ですが、私の実感では教会でもおおよその理解として家畜小屋と言われています。新改訳聖書の注解にも、早くはユスティノスの伝承から既に、家畜避難用の洞窟と石の飼い葉桶は、人の世と心の象徴かのよう、と。 - kash06 のブックマーク / はてなブックマーク


そして、いくつかのブコメについて

  • ツイート自体は「キリスト教図像学」つまり美術の読み解きについてなので、美術史の流れで、当時それを描いた人や鑑賞した人の理解を共有した話
  • なので「伝説なんだから」「どうせ伝承だから」「(解釈が)原理主義」といった検証みたいな話は少し本論とは違うと思う。
  • だから実際は「この絵のシチュエーションを聞いた瞬間に馬小屋だと思うのは、21世紀の日本人が無意識に持ってしまいがちな理解だけど、美術史的には違う理解で絵が描かれてるよ」という話かと
  • 「12月の洞窟寒い」これまたイエス生誕についての、もう一つ面倒な話で「クリスマスはイエスの誕生日ではない」が絡む話。聖書では、いつとは書かれていない。だから一説に「野宿していた羊の群れの番をしていた羊飼い」が野宿できる季節=冬以外という説。また一説に、イスラエルの野ならば冬でも野宿できる程度の気温はある。いずれにしても12月かもしれないし、違うかもしれない!
  • 「博士よく来たな」 イエスが生まれてから、東方の博士がいつ頃に到着したのかも聖書には書いていないので、これも別の季節どころか数年後の可能性も。ヘロデがその後、二歳以下の男の子を殺させたので、2年目説も
  • 元ツイートで聖書外典について触れているのも「中世~ルネサンス期にこれに劣らず親しまれていた新約外典ヤコブ福音書』では」という、美術作品の制作環境の話。キリスト教に対する解釈じゃないよね。


繰り返すようだけど、この話の背景は美術史で絵を見る時の共通理解についてなので、現代解釈やキリスト教へのスタンスは関係ないよねってのは、みんなわかった上で自由にブックマークコメントをすればいいけど……。*2
そんなことを思いました。

*1:ベツレヘムというダビデの町へ上って行った」「ところが、彼らがそこにいる間に」

*2:だから自分も絵画の話として受けたので、今回の記事では全て人名で「イエス」と呼び、信仰の告白としての「キリスト」という書き方をしていない

14年前から再録

自分の仕事に行き詰っていた頃。(この後、上司が受注したデカい案件に、2人で全力で対応して秋・冬の頃には会社に泊まったりする事になる)
kash06.hatenablog.com


修羅場を超えた後、約束された有休を取ろうとしたら、会社始まって以来のようなとんでもない部署異動に巻き込まれて、数か月日記も書かず、書いても迷走と呪詛だった後に、吹っ切れて再び立ち上がりかけた頃。
kash06.hatenablog.com


自分にとっての「はてなダイアリー」って、こういう事だと思いました。つまり、本当に日記だと思っていたのです。

今の自分が書けること? 「多治見行きたい」 それだっ

ブログを書く意味について、特にはてなを中心にして色んな人が、回顧したり、今の心境を語っていますね。
短文ではなく長文を書く意味、意識。それは何なのでしょうか。
しかし私はこんなにも文を書かない、書けない凡人なので、私がそこに乗る資格は無いと思っています。



という事で!
今日は「やくならマグカップも」の後半コーナー「やくもの放課後」について書きたいと思います。
これは実写パートになっていて、メインキャラクターの声優4人が多治見の町を回って、やくもに出て来る舞台として多治見の良さを紹介するパート……という位置づけなのですが、何の資料も見ずに思い出しだけで書いても、ここが良い!

主役は多治見

最近の声優さんは、顔出しの仕事が多いから……なんて思うのは、最初の数回だけでした。
確かに頑張ってテレビ向けのリアクションをしてるなーと思う時はあるのですが、いや、彼女たちはリアクションを頑張る事で何をしているのか?
そう、単にテレビ向けの顔を作っているのではない。多治見の良さを伝えたいための、リアクションなのですよ!
いわば、多治見という神殿に使える巫女として、そう、神威を表すためなのです!(なんだそれ

アイドルのプロフェッショナル精神

最近の声優さんは、顔出しの仕事が多いから……なんて思うのは、最初の数回だけ!
たとえば芹澤優ちゃん、カメラが回ってる時の反応がすごい。料理でも陶芸でも、作業中にカメラが向いたなと思うと、カメラに目線向けて2つか3つくらい表情くれるんですよ。
これが、もう完全にアイドルスマイルで、ここにプロフェッショナル精神を見た! i☆Risすごいな!

カレー皿が主役、カレーは結果

シェフ大泉の夏野菜スペシャルは、夏野菜で料理を作るんだと毎回騙された大泉さんが、野菜を収穫したり、カレー皿を焼くところから作る事になる名作なのですが、やくもの放課後はここが違う!
美濃焼のマグカップとカレー皿を焼く方が主役だから、カレー皿とカップを使うために野菜を収穫したり、岐阜県の食材でカレーを作る対決をやるんだ!! 逆なんだ、逆!!

やっぱり主役は多治見の人!

五平餅のおばあちゃん、うどん屋の亭主……。あの人たち、突然良い話し始めて出演者を泣かせに来るから油断できない!

テーマ曲が名曲

まねきケチャの「まわる世界に」が良すぎて、iTunesで買ってから1日に5回10回とか、多いと20回くらいリピートして聴いてて、たぶん6月だけで100回くらい聴いてる。

www.youtube.com

まわる世界に

まわる世界に



いかがでしたか?(いかがも何もない

本町オリベストリートもまた行きたいし、織部のうつわ邸も今度は行きたい!! という個人的な思いで書きあげました。

えーっ、「やくも」アニメの第2期が決まったのー!?

はてなでは、たぶん id:death6coin さんやyas-malさんの次の次の次くらいに「やくならマグカップも」を追い掛けていると思うkash06です。(勝手に他人を第一人者扱いする)
作品だけじゃなくて、地元企業がやってる点とかも面白いんですよ。

kash06.hatenablog.com



さて、その後

NEWS|TVアニメ&実写『やくならマグカップも』

akiba-souken.com

2021年10月より、第2期制作・TV放送決定!|NEWS|TVアニメ&実写『やくならマグカップも』

やったよ、第2期おめでとうございます! 姫ちゃん、だいぶ綺麗系になった。原作よりも姫乃の動機や成長に焦点が当たって、荒川さんの脚本が良さを活かしてるのだなぁ……と思ってます。

2021/06/26 22:13
b.hatena.ne.jp

原作はページ数の力で、色んなエピソードを挟んだり、ちょっと真面目をやった後で照れくさそうに笑いやツッコミを入れたりして、その素朴さも好きなんですが、アニメ版は非常にシンプルかつわかりやすく台本が構成されていて、見せる力がありましたね。蛍を見に行く話なんて、尾行相手が小泉先生になるだけじゃなくて、まさか姫ちゃんの部活動に対する気持ちが表れていたなんて。
最終回も、あの「バキャッ!!」からエンディングまでが、非常にスッキリとテーマに直結した形に整理されていて、良かったです。*1
いや、良かったなんて澄まして書いてますが、あれは泣きますね。そりゃ田中美海さんも最終回のアフレコで泣きますわ。

エンディングの感じですと第2期は松瀬さんも堂々登場しそうですし、あの松瀬さんのライバルキャラだけじゃない意外な可愛げとか、十子先輩も自分を見直す良いきっかけになる部分とかが描かれるのを期待しています。10月までわずか3か月……あぁ、そうだ「花咲くいろは」の続編ノベルも読まなくちゃ。それで待とう!

*1:刻四郎さんの「座ってみたくなった」から姫ちゃんの涙と笑顔が、原作よりも結びついている感じですね。原作は、割った瞬間から土下座までのギャグっぽい勢いと顔芸が、良くも悪くも強くて……!

えー、「やくも」アニメがもう終わっちゃうのー!?

今を去ること3年前、2018年の夏休みに美濃焼を見るため多治見・土岐へ旅行*1してから、完全に当地のファンになりました。
旅行前に参考にした東濃エリアの公式観光サイト「美濃焼くるくる」です。
www.minoyaki-kurukuru.com


そんな中で出会ったのが、岐阜県多治見市を舞台にした地域振興フリーペーパーマンガ『やくならマグカップも』。
yakumo-tajimi.com

バックナンバーページへのブコメを見ると、2019年2月には辿り着いていたようです。

バックナンバーダウンロード:「やくならマグカップも」公式サイト

定期的に来ないと、どこまで読んだかわからなくなる、ある意味長期連載。

2019/02/23 17:18
b.hatena.ne.jp
そう、季刊誌のようなペースなので、年に4話しか進まないんですよ!
だから高校生活が何年間続くんだろうな……って、ある意味で心配しながら連載を追っていました。

そんな、地域密着型で誰に言ってもなかなか伝わらない*2作品が、ご存じの通り、2021年4月からアニメ化。
ついに今週で最終回を迎えてしまうのです……!
yakumo-project.com

いろんな面でこの作品について語りたいし擁護したいしオススメしたいのですが……それは置いて、今日は単なる日記として言い残したい。



この3か月、毎週アニメがあり、CBCのラジオ番組があり、「コミックスのアニメ化のコミカライズ(!?)」があり、これまでに無い密度と濃度で発信があったのに、また年4回に戻ってしまう寂しさが尋常じゃなくヤバイです!!

RADIO|TVアニメ&実写『やくならマグカップも』
mangacross.jp


これ、微妙に気づいてくれるかわからないけど、アニメをやるから地元が乗っかってるんじゃなくて、元々2010年から地元でやってた地域振興の企画がコミックスの形態になり、それがアニメにまで発展したわけなので、結構ストレートに「また多治見・土岐に行きたいなぁ、前には回り切れなかった窯元や、市之倉方面やセラパーにも行きたいんだよなぁ」という思いに直結してます。*3

今はインターネット経由で、多治見・土岐の美濃焼作家さん窯元さんの商品・作品を買う事で、プロジェクト自体の目標である東濃地域にダイレクト課金してるのですが、安全に旅行が出来る頃になったらば、ぜひまた行きたいと思います。

それにしても、この3か月は作品史上で最高の期間でした。そこに立ちえあえて良かったです。

*1:増田お嬢鯖部の陶芸のお嬢鯖の影響が大きい気がします

*2:正確には、death6coinさんは2015年にブコメしてる大先輩なのですが

*3:だから地元がアニメ作品に乗っかり過ぎみたいな誤解を見掛けるの、すごく残念だったりする……。あとEDクレジットの特別協力に、最初から地元の歯科医院とか鉄工所が名前を連ねてるのが、なんか強い。うん、インパクトあった。

気付いたら90日以上更新のない日記になっていたので、広告を回避したい……的な。
人生の長期的な展望をちゃんと考えられる人もいれば、出来ない人もいますよね。私は本当に計画が作れなくて時々かなり不安になります。

誰かに指示されて文句を呟きながら生きていきたいし、そうするのが本当にお似合いだなと思っております。

人間として最低限の生きる計画とかをしなければ。そんな思いがいつも続かないので、生き方が常に行き当たりばったりで。


教会と職場と趣味を往復していれば、あまり大きな不安もなく死ねるのであれば本当に助かるのですけれど。それは贅沢な事を言っていると、本当に思います。

あと、自分が始めてしまった事に忙殺されて、どこかで手が回らなくなりそうなのも将来の不安のひとつです。
でも人類史的に普通の庶民って、そんなに考え事をしなくてはならないのかな。いや、大人なら自分の生き方くらい考えているのですか?

研鑽とか成長とか投資とか老後とか教育とか昇進とか教えるとか教わるとか、自分には出来なくないですか? いや、少し嘘。誰か「きっとやれそうですよ」って言って下さい。他人ほどありがたいです。なんてね。

別に何かに触発されたわけではないのですが、何となく、最近の流行りにも似た話。