文学フリマ東京35に行ってきました

bunfree.net

行ってきたというか……迎えてきたというか?
文学フリマ史上初の、東京流通センター第一展示場・第二展示場の同時開催。来場者も過去最高の7445人との事でした。*1
親子連れの方や、10代20代とお見受けする非常に若い方々も増えたなぁ……と感じました。

活気については、普段コミケで活躍されている町田メガネ先輩のnoteが、即売会イベントには詳しい人からの目で面白かったです。
note.com


あちらこちらの日記やツイートに、「ジュストさんがいた」とか「kashさんがいた」と書かれていた通り、色々やっていました。
当日、会いに行きたかったけどブース前に行く事すら叶わなかった方(特に第二展示場)、かろうじて遠く挨拶できた方、めぐり合わせで買い物できた方、それぞれでございました。時間の制約があり、ブースまで行けなかった方には本当に申し訳ないと思いつつ、またの機会にお会い出来れば嬉しいです。

今回、買う事が出来た本だけ紹介します。

  • エリーツ『ELITES Vol.6』
  • 恣意セシル『仔羊の観測』
  • 痛覚(柳川麻衣)『浅い傷 痛覚懐古作品集1999-2019』、『胡蝶 痛覚懐古作品集2006』
  • lousism(日谷秋三)『Looks Like Ruin』、『up down girls / brought ashore』
  • 羊の時刻(荻サカエ)『世子可変G申楽談義』、『生仏と行長』、『天王寺の三年鬼』
  • 鹿紙路『征服されざる千年』

Webカタログを読んでるマニアならわかる、この人、ブース番号BからFくらいまでしかほとんど行けてない!

*1:出店者、一般来場者合わせて

My Internetなるバトン

anmin7.hatenadiary.jp
ご指名ありがとうございました!
FEZの思い出はまだ続ける気持ちですが、頂いた話題があったので今日はこちらを。

昔のインターネットの人たちは、バトンが流行ると同時に、バトン文化を忌避する文化も同時に生んで、私はどちらかと言えば回すのが怖い文化で育ったので、20年弱も経とうというのにビビりながら書きます。悲しいインターネット中年。

最近、面白いと思ったネットミームや投稿は?

[B! 増田] 私は全増田の母(マスダムーン)として息子、娘を心の底から救いたいと思..
いきなり、こんなものを投げ込むのもちょっと毒が強いけど……

どんな種類のYoutube動画をみてますか?

茶道関連。どうもコロナ禍で稽古のため集まる事が出来なくなった頃に増えたようで、色々と参考にしています。
肩こり、首こり、冬の血流が悪い時期は、ストレッチ系の動画を。

Tiktokを使ってますか?どんな動画が出てきますか?

使っていません。

インスタグラムをどう使ってますか?

Instagramは特に陶芸関連の投稿が多彩ですね。
店舗や美術館の個展・特別展、作家さんや窯元さんの発信や、ファンの投稿など、作品+利用シーンの写真と相性が良いと思っています。

Twitterでつぶやいてますか?


もちろん!

Instagramとの違いで言えば、陶芸のファンや作家さんは写真でInstagramの方に集まっているのに比べ、着物界隈の人たちはTwitterが賑わってる気がします。
思うに、写真の投稿だけではなく、気候や天候に対して行っている工夫とか衣替えとか、そういう言葉による情報交換にも重点があるからではないでしょうか。
どちらも伝統的な分野ですが、人間が使うもの・利用シーンの絵を重んじるか、人間が身に着けるもの・利用シーンの実情が大切かによってツールが変わるのは面白いですね。

バズったことはありますか?どんな感じでしたか?

瞬間的なバズりは全く経験をした事がありません。
注目される事もあまりないのですが、とにかくインターネットに長くいると、「あの人、昔からいるね」と認識されるので、自分はそういう長い目で見た生き方をしていると思います。

あなたのTwitterのフォロワーで最もクールな人は誰ですか?

創作文芸で好きな作家さんとか、陶芸作家さんとか、着物界隈でかっこいい男子とか……。ネット界隈で最もクールだと思ってる人がいますが、鍵の方ですね。

みんながもっとフォローすべき人は誰ですか?

おはようお姉さん @ohayougirl
twitter.com

はてなハイクが無くなっても、お姉さんのおはようは私の日常です

ネット上で存在感のあるおすすめの有名人は?

黒織部 (@kurooribe) / Twitter
誰を挙げるか迷ったけど、黒織部さんのツイートを見て美術館・博物館に行くことが多いかな。

どこでニュースや情報を得ますか?

はてなRSS(死亡)
世の中のニュースなら、普通に新聞アプリでしょうか。
細かい話題だと、結局Twitterかもしれません。

メディアでポジティブなトレンドは?ネガティブなトレンドもひとつ。

この場合のメディアは、質問の趣旨からするとインターネットに関連したトレンド?
たとえば日刊スポーツの佐々木一郎さんとか、朝日新聞の抜井記者とか、記者個人による掘り下げがあったり、注目が集まったりした事ですね。この事例、全部相撲記者なんですけど。

キャンセルカルチャーはあなたにとって何?

言葉の定義がわからないので、踏み入れて調べたり、感想を持ったりしてないですね。

お気に入りのニュースレターはありますか?

情報を持て余してしまうので、あまり購読しないです。
α-Synodosも退会してしまったし、ちょっと違うけどCakesも結局回らなくて消えたのを見ると、インターネットとコンテンツ制作のコストと情報量の飽和とって、どこら辺が折り合いなんでしょうか。
ニュースレターとは違うんですけど、朝日新聞デジタルの「&Travel」の更新があると、萩原さちこさんの「城旅へようこそ」は毎回必ず楽しみに読んでいます。短い分量なのに見どころを押さえた解説で、読み応えがあります。
&Travel[and Travel] | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

どんなポッドキャストを聴いてますか?

10年前とか15年前には聞いてたけど、今は全くですね。

Snapchatにハマったことはありますか?何歳ぐらいのとき?

スナップドラゴン?
タクティクスオウガ リボーンを楽しみに待ってます)

VineTumblrにノスタルジーを感じますか?そうならなぜ?

どちらもあまり縁がなかったです。
Tumblrは写真ファンの人が今もよく使っているイメージ。

Reddit、Slack、Discord、もしくは Facebookのグループに入ってますか?最も便利、もしくは楽しいグループは?

Slackは、RO時代の仲間のIRC(!)からの移転先として。
Discordは多いですねー! ちょっとした界隈が出来ると、最近はいつもDiscordな感じがします。最近はFEZ終了からのFEZユーザーの生き残り先になってます。
あと、はてな界隈の人たちも沢山使ってるイメージ。

グループチャットのなかで刺激された会話はありますか?

人がラーメンを食べてると、自分も食べに行ってしまう。

よく使う絵文字はありますか?あなたにとってどういう意味がありますか?

絵文字文化は身につかなかったので、全くありません。

最近よく聴いた音楽、プレイリスト、アルバムはありますか?

Spotify経由でCity Pop系。オリビア・ニュートン・ジョン(追悼)。
iTunesで買った「ALIVE」と「花の塔」

どの音楽ストリーミングサービスを使っていますか?最後に音楽を"買った"のはいつですか?

Spotifyは無料会員でごめんなさい。
最後に音楽を買ったのは、今日。羊文学「光るとき」を今更……。

映画ストリーミングサービスをひとつだけにするなら、どれにしますか?理由は?

映画見ない勢です。
目的が違うけどAmazon Primeがあるので、それでいいです。

ノン・ソーシャルでお気に入りのアプリは?

新改訳聖書2017
月額課金で、なんと聖書辞典と聖書注解までついてくる!!
便利すぎる……。 

インターネットの基本的なことで愛しているのは?

自分の接している生活圏では得られない情報もインターネットでは身近であったり、逆に現実で深く掘り下げられた世界はインターネットに全く情報がなかったりして*1、それは面白いですね。

最後にインターネットで得た楽しみは?

ゲームで言えば、同じ趣味を持つ人が集まる事。MMOは最たるもので、かけがえのない仲間や思い出が生まれました。
その他、コンテンツを挙げればきりがないようで、私にとって最終的には人との交流に還元される気がします。

くぅ~、疲れましたw これにて完結です!

実は、はてなブログしてたらバトンの話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw

kash06「皆さんありがとうございました!」

まわす勇気とかが無いので、これにて。

*1:たとえば陶芸に関する歴史、情報は、展覧会の図録などで得られるくらいの情報であってもインターネットでは全く存在していなかったりするので、研究はおろか趣味人になるにもまだまだ自分の足と目で稼ぐ事の方が大きい気がします。ネットの愛している点という本題から離れる話題なので注釈に畳みます。

ファンタジーアースの思い出⑥ サービス終了 その2

kash06.hatenablog.com

今日は朝目覚めてから、各キャラの最後の装備やステータスを確認。
それから書籍の付録でついてきた装備があったのですが、ついに最終日まで引き換えをしなかったので、それを取りに行ったりとか。

戦場でのクリスタル管理を自主的に行う「銀行」という役割があったのですが、その銀行プレイの心の師匠を10年ぶりくらいに見掛けたので、声を掛けたり。
長年の仲間が別キャラで配信を行っていたので、並行しながら見ていたり。

ナイアス様は言っておられた「人にはそれぞれ役割がある」、自由帝ライルも言っていた「要らないヤツなんていない」。私の想像を絶するような戦いを出来る人たちというのが現にいる中で、戦争が成り立つためには、建築をして領域を広げ、召喚を出して展開に影響を与える役割もあるわけで、私がやっていた裏方はあの人たちを前線に出すための支えになれていたならば良いなと、これまでを思い出していました。


そして時間は進み、J.右近でログインすると先日声を掛けてくれた復帰者の方がいたので、一緒に最後の戦場へ。

運営からも最後の挨拶です


さて、15年間やってきたオンラインゲームが終了する瞬間、あなたなら、どこへ行きますか?
ある仲間は最後に切断される瞬間まで、戦場で戦っていました。
また多くの方は、馴染みの拠点(首都)に詰めかけて、接続障害が発生するほどの熱狂と密集の中で、多くの人々と最後を迎えていました。

熱狂の街角

首都にもいくつか馴染みの場所があったので、それらを巡ったりして……

新首都の階段前
王城区、「私の主人(という設定の仲間)」の屋敷に見立てて、たまに集まっていた場所


最後に辿り着いたのは、アップデートによって改変される前の旧首都が再現されたエリア。そして私が15年前に拾われて所属した、あの部隊のたまり場でした。

ある日のホルデイン浪士組



局長と、仲間たちと



15年間、未だにグルーム装備が私の正装です


一番の仲間たちと


終わりの日が来るなんて、思っていたのかな


本当は君たちと、また遊びたいんだ




けど、もう終わりの時なんだ


皆様、どうもありがとうございました。

そして、おつかれさまでした。

FEZ カテゴリーの記事一覧 - 続・ カッコつけるのは、もうヤメだ。ダラダラと生存報告。(仮)

ファンタジーアースの思い出⑤ サービス終了 その1

はてなブログをすっかり放ってしまったのは、いよいよ終わりを迎えてしまうFantasy Earth Zeroをプレイする時間自体を確保するためでした。
それでも日常に支障の出ない範囲内だと、一週間に1回2回が良いところで、ほとんど触らぬ週もあったほどでした。


そして本日の15時ちょっと*1、ついに15年のサービスを終了しました。
いよいよ終わりとなる数日間は、本当に多くの人がログインして記念にそれぞれの時間を過ごしていたようで、私も思いがけぬ人たちと10年ぶりの再会を果たしたりして、あまりの印象の強さに今でも夢の中にいるようです。

前回ちらっと書きました通り7キャラもいたものですから、少しずつ最後の戦争やコーデを楽しんで、それぞれのキャラとお別れをしていきました。それもサービス終了までに満足にやり切れたとはとても言えず、もう少し好きに色んな職やスキルを試せば良かったなと、未だに思う面もあります。
そうすると、メインであったJ.右近でプレイする日が少なくなってしまって、私の事を知っていた昔の人ともすれ違ってしまったのかもしれません。


さて。25日(日)の夜から、いよいよ間近に迫る最後の時に向けて、思い入れの深いキャラクターを使う事にしました。本命が「J.右近」、裏キャラは「グリフォン仮面」、この2つの姿です。(この2キャラの関係はまた今度。)

まず、15年来の仲間と2名会う事が出来て、夜も遅くまでずっと語り合う事ができました。この時ばかりは、ROにあった「savechat」のコマンドがあればなぁ……と、深く深く思いました。


さて日付も変わる頃、「右近さんですか?」との呼び声が。
見れば、昔からお名前は存じていたけれども、まだお話した事がなかった方から声を掛けて頂きました。


……なんと、この日記をご覧になられて、サービス終了に合わせてFEZに復帰をされたそうです!
こんな事ってあるのかと、感動に近い思いでそれを聞いておりました。

この辺りの4名くらいが一緒に会話をしていた皆様です。本人じゃないとわからないレベルの人口密度。


26日は少しだけプレイをして、いよいよ最後の晩27日です。
この日はもう多くの方が最後の時を過ごそうと、首都へ戦場へ、人が溢れておりました。

首都では軍チャ(同じ軍の全員に聞こえるチャットですが、国の中では全体チャットくらいに思ってください)での挨拶も沢山飛び交い、終わりの時が近い事を思わされます。
そんな中、「浪士組だった皆さん、ありがとうございました」との一言が……。


浪士組!?
ファンタジーアースゼロの思い出② - 続・ カッコつけるのは、もうヤメだ。ダラダラと生存報告。(仮)


近くにいた仲間に個人チャットで告げました「私たちのいた、あの浪士組じゃないの!?」
急いで声の主にもチャットを飛ばしたところ、なんと、そうなんと約10年ぶりに再会する仲間でした。


細かい事情を申しますと、ファンタジーアース ゼロは途中で運営が変更になり*2、その際にサーバ情報の移管が行われたのですが、移管登録を行わなかったアカウントはこれを境に情報が移管されずに削除されてしまった「運営移管」という大きな大きな節目があります。移管で昔のキャラが消えてしまったため、全く別名で長らくプレイされていたそうなのです。しかも、合流しようと持ち掛けたところ、同じように話しかけていた別の仲間も伴って合流してくれる事になり、二重の驚き!


こうして終了前夜の27日は更け行き、日も変わって、用事のある者は別れを告げながら落ちていき、休みを取った者はまだ残っていきます。私もまた28日は休みを取ったので、かなり遅くまで親交を暖めながら、いよいよ最後の日を迎えます。

少し長くなったので、前半はここまでに致します。続きをお楽しみに。

FEZ カテゴリーの記事一覧 - 続・ カッコつけるのは、もうヤメだ。ダラダラと生存報告。(仮)

*1:ジャストじゃなくて、数秒のロスタイム後といういつもの感じ

*2:運営会社だったGamepotから開発元のスクウェアエニックスに運営が戻る

ファンタジーアースの思い出④ キャラクター紹介の続き

またまた1か月も空いてしまい、何をしていたかと言えば、色々ありますけど、やっぱりFEZをプレイしてました。
残りあと1か月ほど、貴重な今こそログインしたいなと思うと、日記との兼ね合いが迷う所です。


さて、仲間について書きましょうか、と言っていました。
ところが、いざ書き進めようとすると妙に照れくさいのと、固有名詞を出さずにどこまで何が書けるのかなぁというのと、私が今更何かを書く権利なんてあるのかな、なんて迷いが出て来まして。
正直、筆が進んでおりません。

ですので今日は簡単に、右近さん以外の特に女性キャラを紹介していきます。
大きなSSばかりだと画面が狭まるので、最近したツイートから。(拡大した画像はリンク先をご覧ください)


Credo Deumさんです。
そのまんまですが、ミサ曲クレドから取りました。あるいは使徒信条ですね、Credo in Deum.
この子も元になるキャラがラグナロクオンラインの頃からいて、同じ名前で青髪ロングの剣士でした。(後にナイト)

ぱぱらぱっぱぱー

私が初めて作成した女性キャラだったため、真面目にロールプレイをする子だった事もあり、FEZでもしばらくソロで誰にも見せずに育てていました。
この子を使っていると普通に落ち着いた口調になってしまうため、自分を「右近さん」として認識してくれる仲間の前では、少し恥ずかしくて……。
そうは言いつつ、ラグナロクでもFEZでも皆から「なんか違和感ないっ」と言われた事は嬉しかったです。

貼り付けたツイートにもあるように、最後まで課金防具を買ってコーデしたり、これまでのご恩を少しでも遊びで返したいなと思っています。


次にご紹介するのは、Tetra Jadeさん。

この辺りから気づいたのですが、本気でキャラクターを掘って説明しようとするとラグナロクオンラインの話から解き明かして、FEZの話をして、何なら最後にスクールガールストライカーズとのコラボの話までしなくちゃいけないのは、もう自分以外の誰にも伝わらない日記だなと思い始めたので、むしろ端折るしかない!

とにかく明るい短剣の娘をイメージ。
階級は「へっぽこたん」固定、メッセージ欄は「笑顔でごまかせっ!」
そうです、短剣スカウトは非常に難しい職なので、私にはとても手に負えないのですが……裏方と召喚をよくやるので勘弁してもらうつもりでプレイしています。

短剣をやるのがあまりに難しいので、Bサバのホルデインがメインの私も、当初はサーバも国も変えてDカセドリアにキャラを作成したのでした。
後のサーバ合併で結局同じサーバになるんですけどね。
ラグナロクオンラインで作成した元ネタの子は、たまり場で友人たちに囲まれながら楽しく過ごしていたのですが、FEZでは難しい職でどこにも属さず、なんだか取り分け苦労を掛けてしまい、この子には悪いことをしたなとも思ったりします……。


今回はキャラスロット順ではない紹介でしたが、あまり長くなるのも読みづらいので、他の人たちはまたどこかで機会があれば。

FEZ カテゴリーの記事一覧 - 続・ カッコつけるのは、もうヤメだ。ダラダラと生存報告。(仮)

ファンタジーアースゼロの思い出③ プレイスタイルとかキャラクターとか

また少しばかり間が空きました。
一応、第3回目の日記です。
前回の終わりに、自分のプレイスタイルやキャラクターたちについて書きたいなと述べたので、今日はそんな話をしましょうか。

これは以前からよく色んなところで書いているのですが、私がネット型のゲームを行う時、基本的にはいわゆるロールプレイを入れながら参加する事が多いです。
といっても最初から人物造形が固まっている事はほとんどなくて、基本的なプロフィールを想像しながら、まずはプレイヤーとしてゲームの設定・世界を味わって楽しむ感じです。


この時、キャラクターの外見もよく私にインスピレーションを与えてくれます。
年齢や表情を見ながら、自然に見えるような口調や振る舞いを試してみたりしつつ、他のプレイヤー/キャラクターと会話をしていると、自分のキャラクターが落ち着くべきところに落ち着いてくる感じと言いましょうか。


ただこの時に、キャラクター設定を重視して理不尽に暴れるとか、そういう乗り移りみたいな、なりきりみたいなのは得意ではないので、まずやらないですね。
会話の受け答え、判断みたいなものは、私kash06にとっても自然で合理的な選択、それをキャラクターに似合った口調や振る舞いで行わせます。それを日々繰り返す中で、時々、指示を出しているはずの私自身が「あぁ、彼はこういう風に動くのか」「こんな受け答えを好むのか」と、逆にキャラクターを発見する事があるのです。
それを集積していくと、段々と私のキャラクターの人格が固まって安定していく……そんな感じですね。

これは以前から遊んでいたラグナロクオンラインでも、ほぼ同じやり方で9人ほどのキャラクターが出来た実績*1があります。

初めての課金武器を持って喜ぶJ.右近さん

第一話で紹介したJ.右近さんも、こんな経緯でキャラクターが出来上がっていきました。

特にこの装備、グルームセット。
6月のジューンブライドイベントが行われた際に、ゲーム内でも大変流行した装備なのですが、この装備との出会いが15年に渡る彼のキャラクター、プロフィール、そして唯一無二のメイン装備を全て決めてしまいました。

ジューンブライド装備が大流行している様子

このグルームセット、通常は頭部装備が「眼鏡」になるのですが、別装備「モノクル」にすると似合うと仲間内でも話題になりまして。
付けてみると確かに似合うんです!

本来のグルームグラスとメンズモノクル

仲間と色んな話をしているうちに、ついた愛称が「執事」。
そんな訳で、当時の仲間で一番仲が良かった人を主として、この先ずっと仕えていくプレイがこの時に固まりました。

どのゲームでも最初のキャラは自分自身に似た性格のまま、この世界との距離を測るため、基本的には操りやすいし私自身もキャラから操られやすいし、kash06の判断が割と自然に振る舞えるのはありますね。
また、約4年ほど「片目眼鏡」を装備した「司祭」*2をやっていたので、メンズモノクルの執事に違和感が少なかった気もします……。

でも、真面目なキャラだけをやっていると、ネタ成分が不足するじゃないですか!!

そう、キャラが飽きてしまうのです。
でも毎日がハイテンションなので、ネタ要素なんて、どっかで回収できてしまうのです。
たとえば、実装された「グリフォンマスク」を被ってみた時だけ、「謎の正義の味方」に変身するとか……。

謎の正義、グリフォン仮面 参上だ!(自分で名乗りながら、謎とは?)

まぁ、こんなやり取りを毎日繰り広げながら、長い長い時間を過ごしておりました。
前回の日記でも書いた通り、私はプレイ自体が下手っぴだったので、真面目にプレイしつつもナッツベリーに住むホルデイン国民として、そして「主人」に仕える執事として、背景を持った世界の住人として生きているのが、実は何よりも楽しかったと思います。

また、キャラクターの設定についても次第に仲間たちからのアイデアが集まってきたのですが……その辺りはまた今度にしましょうか。

FEZ カテゴリーの記事一覧 - 続・ カッコつけるのは、もうヤメだ。ダラダラと生存報告。(仮)

*1:こっちも語ると長い……それなりに自信アリマス

*2:こっちの愛称は、約1名から「ジュスト卿」と呼ばれ続けておりました。他は主に「凸頭」と。。。

ファンタジーアースゼロの思い出 2.5

最近、なかなか思うように時間が取れないため、そもそもFEZにログインする時間が取れないという本末転倒気味な日記です。
今日は本編を書き切れなかったので、おまけ的なやつです。

b.hatena.ne.jp

思った以上にブクマを頂いて、驚きつつ感謝です。
皆さんFEZを思い出しつつ、やっぱりツッコミどころは「あぁぁ、ホルデイン……」ってな感じで、やっぱり皆さんの記憶でもホルデインそうなのかーーー!と改めて思いました。

いや、ワドリーテ様は基本的にカッコいいんですよ……従者の皆様も。初代のワド様、特に好きだった。

その後、突如として髪型が巻き巻きの盛りになるワド様。

キャラクター編の時に少し書こうと思ったのですけど、ホルデインの乱れた国を再統一したばかりで、かつ開拓者の国という気風が、設定としてとても好きだったのです。
今はまだ未熟だけど、希望を持って歩んでいくエネルギーがあって。

その昔、Gamepot時代の公式SNSに、ホルデイン国やベルクシュタイン家がどのような歴史を辿ったかを勝手に創作する日記を書いた事がありました。
昔過ぎて中央大陸のマップが少なかった頃、つまり本土マップが多かった頃の地名を使っているので、今となっては辻褄が合わない作品になってしまったのですけど。


本土がこの時代です。
よく見ると本土が2箇所も攻められてて、やっぱりホルデインはスリリングだな……。
北のエルソード王国、南のゲブランド帝国、どちらも古くからある巨大な国で、彼らから積極的に攻められる事は歴史的な参考にしました。
(自分オリジナルの設定をひたすらレポートするだけの気持ち悪い建付けの文章なので、中身は大切に保管しておきます)

そんな事をしていたので……

ファンタジーアースゼロの思い出② - 続・ カッコつけるのは、もうヤメだ。ダラダラと生存報告。(仮)

異世界転生物のあらすじを読んでいる気分(異世界はMMOルールなことが多いので)

2022/06/29 14:00
b.hatena.ne.jp
こちらのブコメでご指摘いただいた「異世界転生」っぽさは、私のホルデイン王国や首都ナッツベリーに対する思い、FEZをプレイする時のロールプレイの感情が、そのまま日記に影響したからなのかなと思いました。


色んなSSを見返しながら、やっぱりホルデインも良い国だったなぁ……と心から思いました。


【今日の番外編」
FEZ SSのフォルダに、何故か紛れていたROのSS。

またIrisかよ!(私はそういうサバばかりプレイしてしまう
それでは、また。

FEZ カテゴリーの記事一覧 - 続・ カッコつけるのは、もうヤメだ。ダラダラと生存報告。(仮)